2011年3月14日月曜日

備忘録:計画停電 家電製品扱い注意を

3月13日 20時44分 「計画停電」が実施された場合、停電の際に家電製品に影響が出るおそれがあり、停電の前後で取り扱いに注意が必要です。電機メーカーによりますと、モーターを使った家電製品は電源を入れたときの電流が大きく、電気が通るようになった際に家庭内のすべての家電製品が一斉に運転を始めると、ヒューズやブレーカーが飛んだり、電流の流れの乱れからくる家電製品への影響が考えられるということです。このため、停電になった場合は、家電製品の電源プラグを抜いておいたほうがよい、としています。また、照明が使えないため、懐中電灯など明かりの確保が必要です。冷蔵庫も使えなくなるので、生鮮食料品の保存には注意が必要です。電機メーカーによりますと、ハードディスクやDVDのレコーダーは、テレビ番組などの録画中に停電があった場合、その内容は保存されないということです。録画以外の操作のときに停電があった場合にも、保存済みの内容が読み出せなくなることがあるということです。一方、パソコンは、ノートタイプのものはバッテリーを搭載しているので、停電でも直ちに影響はありませんが、デスクトップタイプ
のものは、停電の際に作
業途中の文書などのデータは保存されなくなります。また、デスクトップタイプは急な停電でソフトウェアに不具合が出るおそれもあるということです。「計画停電」が実施された場合、停電の際に通信機器にも影響が出るおそれがあり、注意が必要です。NTT東日本によりますと、交換機の施設は停電になっても自家発電でするほか、移動電源車で電源を確保するということです。家庭など固定の加入電話は、コンセントからの電気の供給を受けるタイプの電話器の場合でも一般的には、停電の場合も通常の通話は可能だということです。ただ、留守番電話やファックス機能は使えなくなります。いわゆる黒電話などコンセントから電源の供給を受けないタイプの電話も使えます。しかし、IP電話と呼ばれるタイプのサービスに加入している場合は家庭に置かれた接続機器への電源供給が止まれば使えなくなります。ADSLや光ファイバー回線のインターネットも家庭に置かれた接続機器への電源供給が止まれば使えなくなるので、注意が必要です。

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